2015年11月28日土曜日

「性的マイノリティについての全国調査:意識と政策」報告会

 「性的マイノリティについての全国調査:意識と政策」報告会開催のお知らせ


 科学研究費助成事業「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループによる報告会のお知らせです。

日時:2015年11月28日(土曜日) 13:30~15:30(13時開場、定刻開始)
場所:国立社会保障・人口問題研究所 第4会議室
   (東京都千代田区内幸町2-2-3 日比谷国際ビル6階)

http://chousa2015.seesaa.net/article/428697903.html

 

●参加申し込みのご連絡・お問い合わせは、1128houkokukai@gmail.com
釜野さおり(国立社会保障・人口問題研究所)までメールでお送りください。

=申し込みにあたっての記入事項=
 (1) お名前(仮名も可)
 (2) ご所属等(あれば)
 (3) 連絡のとれるメールアドレス(変更等についてのご連絡を差し上げる場合がございます)

・会場・資料準備の都合上、なるべく事前申し込みをお願いいたします。


・事前登録いただいた方については、お席と資料が確保されます。(当日の飛び込みも可ですが、座席・資料を提供できないこともございます)
 ◆ お申込み者多数につき、当日の飛び込み参加にはご対応できないことになりました。誠に申しわけございません。なお、すでにキャンセル待ちの方がいらっしゃるため、お申し込み済の方で参加をキャンセルされる場合は、できるかぎり早めにお知らせくださいますようお願い申し上げます

 ・申し込みメールへの返信は省略させていただきます。あらかじめご了承ください。

●申し込みの際、メディア関係者はその旨明記してください。撮影可能領域を含め、当日ご案内します。

調査について

(1) LGBT施策に関する自治体調査
実施時期:2014年3月
対象:全国の都道府県および政令指定都市における人権・男女共同参画施策担当者
調査内容:条例や基本計画、人権指針におけるLGBT関連施策の存在等。

(2) 性的マイノリティに関する意識調査
実施時期:2015年3月
地域:全国(130地点)
対象:20歳から79歳までの(戸籍上の)男女
配布数・回収数(回収率):配布2,600票、回収1,259票(回収率48.4%)
質問数:全59問、157項目
調査内容:
同性婚に対する考え方/性的マイノリティについて教えることへの賛否/性的マイノリティの身近さと受容の関係/性的マイノリティ別の受容のされ方の違い/メディアでの見聞きの経験/性的マイノリティに関する知識等。

両調査は科学研究費助成事業「基盤研究(B)日本におけるクィア・スタディーズの構築」(課題番号25283018研究代表者 河口和也・広島修道大学)(平成25-28年度)の一環として行われたものである。


2015年10月11日日曜日

「クィア・リーディング連続公開研究会」第9回開催のお知らせ


「クィア・リーディング連続公開研究会」第9回開催のお知ら

日時:2015年10月11日(日)14:30~17:30

場所:中央大学 駿河台記念館 580号室(駿河台記念館へのアクセスはこちら:http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/
報告者:清水晶子
タイトル:クィアな接触の拒絶


概 要:本報告では、Judith Butlerの”Merleau-Ponty and the Touch of Malebranche”を出発点として、セジウィック、アメッドなども確認しつつ、「接触」についてのクィア理論の幾つかの考察を検討します。とりわけ、具体的身体経験としての「接触」から出発して、その相互浸透性と断絶、双方向性と不可逆性とがどのように論じられてきたのか、それがより集合的な、あるいは集合的な「接触」の考察へと推移するなかで、どのような政治的可能性と問題とが生み出されるのかの議論ができればと思います。

参照テクスト:Judith Butler, ”Merleau-Ponty and the Touch of Malebranche”
☆ 出来るだけ事前に読んでから参加してください。コピーが必要な方は事前にお知らせください。

主催: 中央大学人文科学研究所「性と文化」研究チーム

☆「性と文化」研究チームは、2007年に発足以来、ジェンダー/セクシュアリティ論やクィア理論について、文学研究・表象分析の領域で研究活動を続けています。2013年3月には、研究成果をまとめた論集『愛の技法―クィア・リーディングとは何か』(中央大学出版部)を出版しました。
 2013年秋より、関心を共有する研究者(大学院生含む)を対象に、具体的なテクストを取り上げて「読みの実践」を検討する連続研究会を開催しています。参加者には事前にコア・テクストをお知らせし、当日報告者が紹介する読解に対して自由に意見を出し合い議論できる、ワークショップ型の集まりです。

参加は予約制ではありませんが、会場準備の都合上、出来ましたら参加希望をメールでお知らせください。

参加希望のご連絡およびお問い合わせは<queer.reading☆gmail.com>まで。

2015年10月3日土曜日

家族問題研究学会第3回例会の案内

2015年度第3回の例会は、「セクシュアル・マイノリティと家族」をテーマに研究を進めておられるお二人の若手会員にご報告をお願いしました。
日本の社会学におけるセクシュアリティ研究の最前線に触れることができる貴重な機会になると思われますので、ぜひお誘いあわせのうえご参加ください。

日時: 2015年10月3日(土) 14:00 ~ 16:00
会場 : 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1084教室
参加費:会員は無料、一般非会員は500円、学生非会員は100円)
司会 : 松木洋人(大阪市立大学)

報告者1: 神谷悠介(関東学院大学非常勤講師)
報告題目: 「ワークライフバランスの視座と射程――多様なカップル関係の視点を取り入れた考察」

要旨 :   従来のワークライフバランス研究の視座としてジェンダー平等、労働環境改善、経営戦略、少子化対策が挙げられるが、いずれも主に近代家族の夫婦が主体として想定される。しかし、ワークライフバランスは近代家族以外の関係性を形成する人々にとっても課題となっている。そこで本報告ではレズビアンカップル、ゲイカップル、非法律婚カップル、法律婚カップルなど多様な関係性に着目する。その上でワークライフバランス研究の射程をこれらのカップルに拡張することによって、①ワークライフバランス理解に新たな視点を投げかける、②これまでパートナー関係に関して意識されてこなかった不可視の問題を浮き彫りにする、という意義を明らかにする。

報告者2: 三部倫子(首都大学東京・日本学術振興会特別研究員)
報告題目 : 「「産みの親」と「育ての親」の女性カップル――提供精子で産まれた子どもの子育てを事例に

要旨 :   日本においても、セクシュアリティを自覚した上で子どもを育てるLGBTが徐々に登場してきている。従来、かれらはセクシュアリティに無自覚なままで、もしくはそれを抑圧して異性と婚姻することでしか子どもを産み育てられないと考えられていた。しかし、グローバル化と生殖補助技術の進展が、状況に大きな変化をもたらしている。先行研究は子どもに関わる複数の大人の存在を指摘するが、社会的に置かれる立場によってその経験は大きく異なるだろう。本報告では、日本において精子提供によって子どもを産んだ「産みの親」である女性と、その女性パートナーの「育ての親」で構成される女性カップルを取り上げ、出産がもたらす子育てにおける非対称性を考察したい。

【例会会場ご案内】
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/access.html
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html

【最寄駅からのアクセス】
■JR中央線・総武線、東京メトロ丸ノ内線/御茶ノ水駅 下車徒歩3分
■東京メトロ千代田線/新御茶ノ水駅 下車徒歩5分
■都営地下鉄三田線・新宿線、東京メトロ半蔵門線/神保町駅 下車徒歩5分


2015年9月10日木曜日

『論叢クィア』7号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』7号の目録紹介です。


*目録の見方*
[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.
上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』7号目録

[研究ノート]志田哲之2014「同性愛の20年:CiNiiからみる日本の社会学分野の同性愛研究」『論叢クィア』7:7-20.

[書評]岩橋恒太2014「新ヶ江章友著『日本の「ゲイ」とエイズ:コミュニティ・国家・アイデンティティ』『論叢クィア』7:21-27.

[書評]本合陽2014「中央大学人文科学研究所編『愛の技法:クィア・リーディングとは何か』」『論叢クィア』7:28-36.

[書評]小林英里2014「竹村和子著『境界を攪乱する:性・生・暴力』」『論叢クィア』7:37-46.

[書評]向井大策2014「中村美亜著『音楽をひらく:アート・ケア・文化のトリロジー」『論叢クィア』7:47-53.

[書評]河口和也2014「レオ・ベルサーニ+アダム・フィリップス著 檜垣立哉・宮澤由歌訳『親密性』」『論叢クィア』7:54-66.

[書評]福永玄弥2014「何春蕤著/舘かおる・平野恵子編/大橋史恵・張瑋容訳『「性/別」攪乱:台湾における性政治』」『論叢クィア』7:67-80.

[書評リプライ]森山至貴2014「新ヶ江章友氏の書評に対するリプライ(『「ゲイコミュニティ」の社会学』)」『論叢クィア』7:81-89.

[書評リプライ]米谷郁子2014「高美哿氏の書評に応えて(『今を生きるシェイクスピア:アダプテーションと文化理解からの入門』)」『論叢クィア』7:90-97.

『論叢クィア』6号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』6号の目録紹介です。


*目録の見方*
[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.
上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』6号目録

[特集論文]クィア学会編集委員会2013「特集にあたって クィアと教育:『学び』について思考する」『論叢クィア』6:7-7.

[特集論文]渡辺大輔2013「中学校における『多様な性』の授業での『学び』とは」『論叢クィア』6:8-24.

[特集論文]永田麻詠2013「クィアの観点から考える国語教育の課題と可能性」『論叢クィア』6:25-36.

[投稿論文]井芹真紀子2013「フレキシブルな身体:クィア・ネガティヴィティと強制的な健常的身体性」『論叢クィア』6:37-57.

[投稿論文]菅沼勝彦2013「『クィア』のランナー:あるマラソン走者の主体の在り方をめぐって」『論叢クィア』6:58-79.

[投稿論文]藤高和輝2013「排除・弁証法的反転・増殖:ジュディス・バトラーにおける法の生産的メカニズムと抵抗戦略」『論叢クィア』6:80-99.

[研究ノート]岡崎龍・日比野佑香2013「欲望と内的差異について:J.バトラー『欲望の主体』におけるヘーゲル論を通じて」『論叢クィア』6:100-113.

[書評]高美哿2013「米谷郁子編『今を生きるシェイクスピア:アダプテーションと文化理解からの入門』:アダプテーションとクイア理論・批評」『論叢クィア』6:114-125.

[書評]野田恵子2013「前川直哉著『男の絆:明治の学生からボーイズ・ラブまで」『論叢クィア』6:126-134.

[書評]新ヶ江章友2013「森山至貴著『「ゲイコミュニティ」の社会学』」『論叢クィア』6:135-148.

[書評]キース・ヴィンセント2013「Katsuhiko Suganuma著 Contact Moments: The Politics of Intercultural Desire in Japanese Male-Queer Cultures」『論叢クィア』6:149-155.

[書評]吉仲崇2013「山口智美・斉藤正美・荻上チキ著『社会運動の戸惑い:フェミニズムの『失われた時代』と草の根保守運動』」『論叢クィア』6:156-165.

[書評]菊地夏野2013「ジュディス・バトラー著 清水晶子訳『戦争の枠組:生はいつ嘆きうるものであるのか」『論叢クィア』6:166-175.

[書評リプライ]赤枝香奈子2013「杉浦郁子氏の書評に応えて(『近代日本における女同士の親密な関係』)」『論叢クィア』6:176-182.

『論叢クィア』5号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』5号の目録紹介です。


*目録の見方*
[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.
上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』5号目録

[その他]クィア学会編集委員会2012「特集にあたって 3.11以後のクィア」『論叢クィア』5:7-7.

[特集論文]内田有美2012「東日本大震災から見えるセクシュアリティによる困難:『性』ではなく『個人』として」『論叢クィア』5:8-20.

[特集論文]高橋準2012「救われるべきものは“いのち”なのか:『災害とジェンダー/セクシュアリティ』を考えるために」『論叢クィア』5:21-34.

[特集論文]堤愛子2012「反原発運動に潜む優生思想」『論叢クィア』5:35-48.

[特集論文]新田啓子2012「9.11以後のアメリカ:友と敵の分轄をめぐって」『論叢クィア』5:49-61.

[投稿論文]釜野さおり2012「性的指向は収入に関連しているのか:米国の研究動向のレビューと日本における研究の提案」『論叢クィア』5:63-81.

[投稿論文]岩川ありさ2012「境界の乗り越え方:多和田葉子『容疑者の夜行列車』をめぐって」『論叢クィア』5:82-102.

[研究ノート]日比野佑香2012「ジュディス・バトラーの『普遍性』:承認と再配分の論争におけるパロディという戦略」『論叢クィア』5:103-115.

[書評]杉浦郁子2012「赤枝香奈子著『近代日本における女同士の親密な関係』:近代日本形成における『ロマンティック・ラブ』の受容過程を問う:『同性愛の女性化』と『愛情の女性化』の関係」『論叢クィア』5:116-123.

[書評]佐藤美和2012「谷口洋幸・齊藤笑美子・大島梨沙編著『性的マイノリティ判例解説』」『論叢クィア』5:124-132.

[書評]池田弘乃2012「キャサリン・マッキノン著 森田成也・中里見博・武田万里子訳『女の生、男の法』:Brave New Equality?」『論叢クィア』5:133-144.

[書評]國弘暁子2012「田中雅一著『癒しとイヤラシ:エロスの文化人類学』『論叢クィア』5:145-152.

[書評リプライ]守如子2012「『女はポルノを読む』:三部倫子氏の書評に応えて」『論叢クィア』5:153-159.

[書評リプライ]菊池夏野2012「『ポストコロニアリズムとジェンダー』:藤巻光浩氏の書評に応えて」『論叢クィア』5:160-164.

『論叢クィア』4号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』4号の目録紹介です。


*目録の見方*

[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.
上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』4号目録

[その他]クィア学会編集委員会2011「特集にあたって 社会制度から/への介入:過去、現在、未来」『論叢クィア』4:7-7.

[特集論文]ミナ汰(原美奈子)2011「『構造的暴力の可視化』を視野に入れた性別自認、性的指向に関する支援政策提言の試み:共生ネットの取り組みに至るまでの個人的考察」『論叢クィア』4:8-28.

[特集論文]鶴田幸恵2011「会話のリソースとして使われる『文化的地域差』:いかにして関西地方の性同一性障害医療が関東地方のそれと差異化されるか」『論叢クィア』4:29-49.

[特集論文]堀江有里2011「『反婚』思想/実践の可能性:〈断絶〉の時代に〈つながり〉を求めて」『論叢クィア』4:50-65.

[投稿論文]宮崎延之2011「絵本の中のクィア家族:誰が『クィア』を語るのか」『論叢クィア』4:66-86.

[投稿論文]張小青2011「男装する愛国ヒロインの演出:『ムーラン』と『花木蘭』における男装の発覚シーンをめぐって」『論叢クィア』4:87-108.

[研究ノート]松村美穂2011「クィアな時間と空間:交差をみつめる」『論叢クィア』4:109-120.

[研究ノート]宮澤由歌2011「レオ・ベルサーニの共同体思想:クィアな共同体の一例として」『論叢クィア』4:121-134.

[研究ノート]小宮明彦2011「多様な性をめぐる(性)教育に関する一考察:性教育担当教員への面接調査を中心に」『論叢クィア』4:135-150.

[書評]三部倫子2011「守如子著『女はポルノを読む:女性の性欲とフェミニズム』(青弓社、2010年)」『論叢クィア』4:151-158.

[書評]永井真平2011「有元伸子著『三島由紀夫 物語る力とジェンダー:『豊饒の海』の世界』(翰林書房、2010年)」『論叢クィア』4:159-165.

[書評]藤巻光浩2011「菊地夏野著『ポストコロニアリズムとジェンダー』(青弓社、2010年)」『論叢クィア』4:166-175.

[書評]川坂和義2011「デニス・アルトマン著 岡島克樹・風間孝・河口和也訳『ゲイ・アイデンティティ:抑圧と解放』(岩波書店、2010年)、風間孝・河口和也著『同性愛と異性愛』(岩波書店、2010年)」『論叢クィア』4:176-186.

[書評]金田智之2011「好井裕明編著『セクシュアリティの多様性と排除』(差別と排除の〔いま〕第6巻、明石書店、2010年)」『論叢クィア』4:187-197.

[書評]菊地夏野2011「上野千鶴子著『女ぎらい:ニッポンのミソジニー』(紀伊國屋書店、2010年)」『論叢クィア』4:198-208.

[書評リプライ]佐伯順子2011「石田仁氏の書評に応えて 佐伯順子著『「女装と男装」の文化史』(講談社、2009年)」『論叢クィア』4:209-220.

[書評]垂水千恵2011「深井啓氏の書評に応えて 垂水千恵著『クィア/酷児評論集:「父なる中国、母(クィア)なる台湾?」(ほか全七篇)』(台湾セクシュアル・マイノリティ文学4、作品社、2009年)」『論叢クィア』4:221-226.

『論叢クィア』3号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』3号の目録紹介です。


*目録の見方*

[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.

上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』3号目録

[特集論文]クィア学会編集委員会2010「特集にあたって 映像を読む(queer):見えること、見えないこと」『論叢クィア』3:7-7.

[特集論文]斉藤綾子2010「可視と不可視の間に:あるささやかな考察」『論叢クィア』3:9-23.

[特集論文]河口和也2010「クィアの可視化をめぐる諸問題:テレビ番組を事例として」『論叢クィア』3:24-37.

[投稿論文]金城克哉2010「『掘ってくれるタチいないっすか?』:沖縄県の出会い系掲示板投稿文の計量的分析」『論叢クィア』3:39-61.

[投稿論文]西原麻里2010「マスメディアが映し出す〈やおい〉の姿:言説分析による」『論叢クィア』3:62-85.

[投稿論文]川坂和義2010「ゲイ・スタディーズにおける『当事者』の言説の特徴とその問題点」『論叢クィア』3:86-109.

[その他]溝口彰子2010「(活動報告) 『クィア学会 研究倫理ガイドライン(仮称)』検討ワークショップ・シリーズ活動報告(初年度&2009年度初回)」『論叢クィア』3:110-123.

[書評]大橋洋一2010「モータル・エネミー 松下千雅子著『クィア物語論:近代アメリカ小説のクローゼット分析』(人文書院 2009年)」『論叢クィア』3:125-134.

[書評]石田仁2010「佐伯順子著『「女装と男装」の文化史』(講談社 2009年)」『論叢クィア』3:135-144.

[書評]深井啓2010「垂水千恵編『クィア/酷児評論集:「父なる中国、母(クィア)なる台湾?」(ほか全七篇)』(台湾セクシュアル・マイノリティ文学4 作品社 2009年)『論叢クィア』3:145-152.

[書評]松本政輝2010「デボラ・カメロン/ドン・クーリック著 中村桃子・熊谷滋子・佐藤響子・クレア マリィ訳『ことばとセクシュアリティ』(三元社 2009年) Cameron, Deborah, and Don Kulick, Language and sexuality. Cambridge: Cambridge University Press, 2003.」『論叢クィア』3:153-163.

[書評]相田美穂2010「石田美紀著『密やかな教育:〈やおい・ボーイズラブ〉前史』(洛北出版 2008年)」『論叢クィア』3:164-173.

[書評]長塚智子2010「『ふつうの外見』や『正当性の獲得』をめぐる実践がもたらすもの 鶴田幸恵著『性同一性障害のエスノグラフィ:性現象の社会学』(ハーベスト社 2009年)」『論叢クィア』3:174-183.

[書評リプライ]黒澤亜里子2010「(『論叢クィア』第1号掲載書評に対して) 黒澤亜里子編著『往復書簡 宮本百合子と湯浅芳子』 (翰林書房 2008年)」『論叢クィア』3:184-191.

『論叢クィア』2号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』2号の目録紹介です。


*目録の見方*

[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.

上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』2号目録

[特集論文]中村美亜2009「セクシュアリティの何が問題か?:システムを有機化させるコミュニティ・ダイナミクスの活用へ」『論叢クィア』2:7-28.

[投稿論文]荒木菜穗2009「フェミニズムの『多様性』を再考する:他者とのよりよい向き合い方を探るために」『論叢クィア』2:29-48.

[投稿論文]森山至貴2009「クィア・ペダゴジーという問題系」『論叢クィア』2:49-70.

[投稿論文]三部倫子2009「『悲嘆の過程』の批判的検討:『ゲイの息子』を持つ親の語りと『縁者によるスティグマ』概念をもとに」『論叢クィア』2:71-93.

[研究ノート]光本順2009「クィア考古学の可能性」『論叢クィア』2:95-107.

[投稿論文]上村淳志2009「脱ゲイ運動におけるゲイ・アイデンティティの位相」『論叢クィア』2:108-120.

[投稿論文]鈴木宏海2009「『トランスジェンダーとのパートナーシップ』という可能性」『論叢クィア』2:121-135.

[詩]キャフィン・ケリー著 森田系太郎訳2009「散文詩『水』、『空間』」『論叢クィア』2:136-137.

[その他]森田系太郎2009「訳者改題(散文詩『水』、『空間』)、著者紹介」『論叢クィア』2:138-141.

[書評]吉野靫2009「そいつを撒き散らせ:迫共・今将人(ROS)編『恋愛のフツーがわかりません!!』アットワークス2008年」『論叢クィア』2:143-149.

[書評]杉浦郁子2009「『ガイドライン』『特例法』批判と『障害の社会モデル』の接合可能性:社会・医療・個人の負担配分の考察へ向けて:石田仁編著『性同一性障害―ジェンダー・医療・特例法』御茶の水書房 2008年」『論叢クィア』2:150-159.

[書評]ミヤマアキラ2009「中村美亜著『クィア・セクソロジー:性の思いこみを解きほぐす』インパクト出版会 2008年」『論叢クィア』2:160-168.

[書評]小林昭博2009「山口里子著『虹は私たちの間に:生と性の正義に向けて』新教出版社 2008年」『論叢クィア』2:169-176.

[書評]新田啓子2009「Shimizu Akiko, Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision, New York: Peter Lang, 2008.”(清水晶子著『偽る身体:視覚的領野における生存と転覆』)」『論叢クィア』2:177-186.

[その他]シンポジスト:田崎英明、中村美亜、司会:クレア・マリィ、風間孝2009「クィア学会活動報告:シンポジウム〈日本〉は〈クィア〉か?」『論叢クィア』2:210-211.

『論叢クィア』1号目録

クィア学会機関誌『論叢クィア』1号の目録紹介です。


*目録の見方*

[種別] 著者 year 「主タイトル:副タイトル」 『論叢クィア』号数:開始ページ-終了ページ.

上記の順番で情報を掲載しています。


『論叢クィア』1号目録

[その他]クィア学会編集委員会2008「『論叢クィア』発刊の辞」『論叢クィア』1:7-8.

[その他]クィア学会呼びかけ人一同(石田仁 風間孝 加藤悠二 釜野さおり 河口和也 川坂和義 清水晶子 菅沼勝彦 田中かず子 谷口洋幸 平野遼 堀江有里 クレア・マリィ 吉仲崇)2008「クィア学会設立大会『開会の辞』」『論叢クィア』1:9-18.

[その他]沢辺ひとみ、清水晶子、砂川秀樹、野宮亜紀、伏見憲明、河口和也、堀江有里2008「シンポジウム 日本におけるクィア・スタディーズの可能性」『論叢クィア』1:19-55.

[投稿論文]黒岩裕市2008「“homosexuel ”の導入とその変容:森鴎外『青年』」『論叢クィア』1:57-75.

[投稿論文]森山至貴2008「『懸命にゲイになるべき』か?:雑誌『Badi』にみるセクシュアリティとライフスタイルの関係性」『論叢クィア』1:76-98.

[投稿論文]藤井ひろみ2008「女性と性交渉を持つ女性の産婦人科受診の経験」『論叢クィア』1:99-119.

[研究ノート]永田麻詠2008「学習者の『自己』とことばの学び:国語教師としてジュディス・バトラーを読む」『論叢クィア』1:120-134.

[研究ノート]松村美穂2008「『クィア・ディアスポラ』という方法」『論叢クィア』1:135-147.

[その他]沢部ひとみ2008「『パフスペース』の歩み」『論叢クィア』1:148-161.

[その他]小澤かおる2008「女性性的少数者運動体発行物、所蔵資料のデジタル化・収集資料データペース化プロジェクト」『論叢クィア』1:162-174.

[書評]三部倫子2008「堀江有里著『「レズビアン」という生き方:キリスト教の異性愛主義を問う』新教出版社、2006年」『論叢クィア』1:175-183.

[書評]原美奈子2008「堀江有里著『「レズビアン」という生き方:キリスト教の異性愛主義を問う』新教出版社、2006年」『論叢クィア』1:184-189.

[書評]高橋慎一2008「〈わたしたち〉の集合性はいかにして擁護できるのか?:飯野由里子『レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー』と集合性への違和感 飯野由里子著『レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー』生活書院、2008年」『論叢クィア』1:190-199.

[書評]千田有紀2008「飯野由里子著『レズビアンである〈わたしたち〉のストーリー』生活書院、2008年」『論叢クィア』1:200-207.

[書評]金城克哉2008「言語学におけるクィアな視点 クレア・マリィ著「発話者の言語ストラテジーとしてのネゴシエーション行為(切り抜ける・交渉・談判・掛け合い)の研究』ひつじ書房、2007年」『論叢クィア』1:208-220.

[書評]佐藤響子2008「クレア・マリィ著「『発話者の言語ストラテジーとしてのネゴシエーション行為(切り抜ける・交渉・談判・掛け合い)の研究』ひつじ書房、2007年」『論叢クィア』1:221-230.

[書評]ローラン・エリック2008「ジム・ライカート著『男同士:明治文学に於ける男色の表現』 (Jim Reichert, In the Company of Men: Representations of Male-Male Sexuality in Meiji Leterature,Stanford University Press, 2006)」『論叢クィア』1:231-235.

[書評]ジェームズ・ウェルカー2008「ジム・ライカート著『男同士:明治文学に於ける男色の表現』 (Jim Reichert, In the Company of Men: Representations of Male-Male Sexuality in Meiji Leterature,Stanford University Press, 2006)」『論叢クィア』1:236-243.

[書評]黄綿史2008「黒澤亜里子編著『往復書簡 宮本百合子と湯浅芳子』翰林書房、2008年」『論叢クィア』1:244-250.

[書評]出雲まろう2008「黒澤亜里子編著『往復書簡 宮本百合子と湯浅芳子』翰林書房、2008年」『論叢クィア』1:251-257.

[書評]竹内瑞穂2008「矢島正見編著『戦後日本女装・同性愛研究』」中央大学出版部、2006年」『論叢クィア』1:258-266.

[書評]菅沼勝彦2008「矢島正見編著『戦後日本女装・同性愛研究』」中央大学出版部、2006年」『論叢クィア』1:267-272.

[その他]クィア学会編集委員会2008「『論叢クィア』投稿規程」『論叢クィア』1:275-276.

[その他]クィア学会編集委員会2008「参考」『論叢クィア』1:276-276.

[その他]クィア学会編集委員会2008「『論叢クィア』執筆要項」『論叢クィア』1:277-281.

[その他]クィア学会編集委員会2008「クィア学会 入会案内」『論叢クィア』1:282-283.

[その他]クィア学会編集委員会2008「クィア学会趣意文」『論叢クィア』1:284-285.

[その他]クィア学会編集委員会2008「クィア学会規約」『論叢クィア』1:286-290.

[その他]クィア学会編集委員会(釜野さおり、河口和也、菅沼勝彦、平野遼、堀江有里)2008「編集後記」『論叢クィア』1:294-294.

[その他]クィア学会編集委員会2008「クィア学会からのお知らせ」『論叢クィア』1:295-295.

[その他]クィア学会編集委員会2008「クィア学会活動報告」『論叢クィア』1:296-297.

[その他]クィア学会編集委員会2008「クィア学会会員随時募集中」『論叢クィア』1:298-299.


2015年6月28日日曜日

「クィア・リーディング連続公開研究会」第8回開催のお知らせ


「クィア・リーディング連続公開研究会」第8回開催のお知らせ


日時:2015年6月28日(日)14:30~17:30

場所:中央大学 駿河台記念館 580号室
(駿河台記念館へのアクセスはこちら:http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

報告者:坂本美枝

タイトル:女性作家による「南部美人/南部淑女」の継承と創造 

概要:本報告では、アメリカ南部女性作家キャサリン・アン・ポーター(1890-1980)の短編小説を取り上げ、アメリカ南北戦争後に喧伝されるようになったいわゆる「旧南部的」女性性の継承や創造について考察します。決して戦前の支配階級的生活を体験したことのない、それでいて後年は自ら「南部淑女」を体現しつづけたポーターが、家父長的なジェンダー規範をどのように描き、あるいは創り上げたのか、1930年代に書かれた「自伝的」短編2作を読みながら議論したいと思います。 


参照テクスト:Katherine Anne Porter, “The Circus” and “The Grave”(The Leaning Tower and Other Stories, 1944所収) 
☆ 出来るだけ事前に読んでから参加してください。コピーが必要な方は事前にお知らせください。

主催: 中央大学人文科学研究所「性と文化」研究チーム

☆「性と文化」研究チームは、2007年に発足以来、ジェンダー/セクシュアリティ論やクィア理論について、文学研究・表象分析の領域で研究活動を続けています。2013年3月には、研究成果をまとめた論集『愛の技法―クィア・リーディングとは何か』(中央大学出版部)を出版しました。
 2013年秋より、関心を共有する研究者(大学院生含む)を対象に、具体的なテクストを取り上げて「読みの実践」を検討する連続研究会を開催しています。参加者には事前にコア・テクストをお知らせし、当日報告者が紹介する読解に対して自由に意見を出し合い議論できる、ワークショップ型の集まりです。

参加は予約制ではありませんが、会場準備の都合上、出来ましたら参加希望をメールでお知らせください。

参加希望のご連絡およびお問い合わせは<queer.reading☆gmail.com>まで。


2015年4月18日土曜日

クィア・ネガティヴィティ再考


クィア・ネガティヴィティ再考


【日時】2015年4月18日(土) 10:00〜17:30(開場 9:30、途中休憩あり)
【会場】国際基督教大学 ダイアログハウス2F 国際会議室
【言語】日本語
【参加費】無料、予約不要

テクストをベースにした議論が中心になります。事前に指定テクストを読んでご参加ください。
文献に関する詳細は4月以降CGS Onlineにて公開予定です。

【プログラム】

10:00-12:00 基調報告
*宮澤由歌(大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程/日本学術振興会特別研究員)
*藤高和輝(大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程)
*島田陽祐(大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程)
*飯田麻結(ロンドン大学ゴールドスミス校 メディア・コミュニケーション学科 博士後期課程)
*羽生有希(東京大学大学院 総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース 博士後期課程)
*井芹真紀子(東京大学大学院 総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース 博士後期課程/CGS準研究員)

13:00-17:30 ディスカッション(途中休憩あり)

司会:清水晶子(東京大学大学院総合文化研究科 准教授)
コーディネーター:井芹真紀子

共催:国際基督教大学 ジェンダー研究センター・東京大学大学院総合文化研究科表象文化論コース清水晶子研究室

「クィアな否定性」はクィア・スタディーズが成立した時点から続くひとつの理論的方向性を示す概念である。しかし、現在のクィア理論の言説においてこの概念はどう使われてきているのか。そこからどのような理論的・政治的帰結が予想されるのか。それらと異なる形でクィアな否定性のあらたな可能性を切り出すことはできるのか、その時それは「否定性」という枠組みで考えられるべきものなのか。この研究会では、クィア・ネガティヴィティにかかわるそのような問題を、哲学・精神分析批評・科学論・障害学などの様々な分野との交差点から総合的に再検討する。


http://crystalqueer.net/クィア・ネガティヴィティ再考



2015年3月21日土曜日

GID(性同一性障害)学会第17回研究大会

GID(性同一性障害)学会第17回研究大会



テーマ:トランスジェンダーの健康と権利
日時:2015年3月21日(土)・22日(日)
場所:大阪府立大学中百舌鳥キャンパス webサイト:

http://gid17osaka.kenkyuukai.jp/special/


My Sexuality, My Life
「トランスジェンダーの健康と権利」をテーマとするGID(性同一性障害)学会第17回研究大会(3月21日・22日)の広報動画が公開になりました。開催期間中、ご協力いただいた関西圏在住のトランス当事者9名全員のインタビュー(ロング・バージョン)を日本語字幕つきで上映します。

学会として初めて「トランスジェンダー」をテーマに冠した第17回研究大会は、関西GIDネットワークとの共催により、大阪府立大学なかもずキャンパスで開催されます。従来と異なり、教育や福祉・NGO関係者の方にも関心をもっていただけるプログラム内容になっています。会員登録をすると様々な特典がありますが、会員でない方でも参加していただけますので、広くご関心のある方々のご来場をお待ち申し上げております。

プログラム/実行委員会(東優子・康純・土肥いつき・織田裕行・山田妃沙子)

https://www.youtube.com/watch?v=MqkEdPrsOlI&feature=youtu.be



2015年3月15日日曜日

「クィア・リーディング連続公開研究会」第7回開催のお知らせ


「クィア・リーディング連続公開研究会」第7回開催のお知らせ


日時:2015年3月15日(日)14:30~17:30

場所:中央大学 駿河台記念館 570号室
(駿河台記念館へのアクセスはこちら:http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

報告者:長島佐恵子

タイトル:1930年代の英国小説に描かれた女性同士の関係を読む
概要:本報告では主に1930年代に英国の小説において、女性同士の親密な関係がどのように表象され、それが社会文化的な文脈とどのように関わっていたのかを考えます。具体的なテクストとしてエリザベス・ボウエンの作品をいくつか取り上げ、当時のセクシュアリティ理解や文学におけるモダニズムの流れと関連づけた読解を示して議論につなげたいと思います。

コア・テクスト:チャールズ・ラム「ロミオとジュリエット」
(ラム『シェイクスピア物語(下)』岩波文庫所収)
参照テクスト:Elizabeth Bowen, "The Secession" (1926) (短編作品、The Collected Stories of Elizabeth Bowen所収)

☆ 出来るだけ事前に読んでから参加してください。コピーが必要な方は事前にお知らせください。

参照文献:長島佐恵子「『友人』と『親族』の狭間で—エリザベス・ボウエンの初期小説に見るクィアな小説空間」 (中央大学人文科学研究所編『愛の技法——クィア・リーディングとは何か』中央大学出版部所収)

主催: 中央大学人文科学研究所「性と文化」研究チーム

☆「性と文化」研究チームは、2007年に発足以来、ジェンダー/セクシュアリティ論やクィア理論について、文学研究・表象分析の領域で研究活動を続けています。2013年3月には、研究成果をまとめた論集『愛の技法―クィア・リーディングとは何か』(中央大学出版部)を出版しました。
 2013年秋より、関心を共有する研究者(大学院生含む)を対象に、具体的なテクストを取り上げて「読みの実践」を検討する連続研究会を開催しています。参加者には事前にコア・テクストをお知らせし、当日報告者が紹介する読解に対して自由に意見を出し合い議論できる、ワークショップ型の集まりです。

 皆さまどうぞ奮ってご参加ください。参加は予約制ではありませんが、会場準備の都合上、出来ましたら参加希望をメールでお知らせください。

参加希望のご連絡およびお問い合わせは<queer.reading☆gmail.com>まで。



2015年3月10日火曜日

第3回クィア・スタディーズ研究計画検討会開催のお知らせ


第3回クィア・スタディーズ研究計画検討会開催のお知らせ


日程:2015年3月10日(火) 一日だけの開催とする
 場所: 同志社大学烏丸キャンパス志高館
☆事前申込制

 詳細は下記およびこちらをごらんください。

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〔主旨〕

この会は、クィア・スタディーズにかかわる多分野の研究者間のディスカッションを通じて大学院生の研究の促進と向上を図り、もって本分野の将来を担う若手研究者の育成に寄与することを目指すものです。

 〔参加者〕

参加者は、報告者とファシリテーターからなります。
報告者の応募資格は、クィア・スタディーズに関心を持つ大学院生(博士号未取得者)とします。ただし、事前申込をした院生、研究者(オーバードクターを含む)に限り、報告者でなくても参加できます。
ディスカションは参加者全員で行いますが、全体討論に先立ち、指定コメンテーターがコメントをします。指定コメンテーターは原則ファシリテーターの中から立てますが、ファシリテーター以外に依頼することもあります。

[募集時期/応募先]

報告希望者は、2月21日(土)正午までにメールで申し込んでください。
報告者は最大5名とし、5名を超える場合はファシリテーターが報告者を選出します。

下記要領を、qsinsei(あっと)gmail.comまで添付して申し込みをしてください。報告せず参加のみの場合はその旨明記し、3.以下の項目は不要になります。

(1)氏名
(2)所属、年度
(3)研究題目
(4)研究概要(800字以内)
(5)現時点での参考文献表

[報告に際して]

この会は、報告者が書こうと思っている1つの論文を詳細に渡って検討する会ではなく、報告者のより広い研究計画の中にあらわれる、アプローチ・意義・構造・ビジョン等を検討するための会です。

報告者の方には10日前までに事前レジュメ(ディスカション・ペーパー)をメールで送っていただきます(ファシリテーターからコメンテーターに事前にレジュメを転送します)。当日、報告者は最新のレジュメを人数分用意してください。このレジュメには参考文献表の最新版も含みます。

一人当たりの時間配分は、報告に15-20分、ディスカションに40-45分(うち、指定コメンテーターのコメント時間は10分程度)を予定しています。

公刊前の内容を含むので、参加者は当日の報告内容を守秘してください。研究題目・研究概要は公開扱いになります。報告者が自らの意思によって非参加者に対し自分の報告内容を伝えることは自由です。

 〔資金〕

各参加者から1500円の参加費を徴収し、これをプール金として遠方からの報告者への多少の補助とします(遠方からの報告者がいない場合は参加費不徴収)。
交通費・レジュメ印刷代等は自己負担です。

 〔主催〕

クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ・プロジェクト有志
 (科学研究費助成研究基盤B「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ)
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2015年1月9日金曜日

クィア理論と日本文学—欲望としてのクィア・リーディングー


クィア理論と日本文学-欲望としてのクィア・リーディング (国際会議) 


主催:
立命館大学国際言語文化研究所

日時:
2015年1月9日(金)13:00~17:30
2015年1月10日(土)10:00~18:00

場所:
立命館大学 衣笠キャンパス 学而館2階 第3研究会室

講師・報告者:

◆基調講演 :キース・ヴィンセント (ボストン大学)
「日本文学をクィア・セオリーで読む:漱石を例に」 
対談:キース・ヴィンセント× 上野千鶴子(立命館大学特別招聘教授)

◆招待講演:クレア・マリィ(メルボルン大学)
木村朗子(津田塾大学)
アンドリュー・ガーストル(SOAS)
呉佩珍(台湾政治大学)
黒岩裕市(フェリス女学院大)
セシル坂井((パリ第7大学、東京大学)

※発表言語:英語/日本語
※事前予約不要・入場無料

ポスターと詳細:
大会プログラムとポスター(日本語)
Confernce program (English)

 
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/re/k-rsc/lcs/kenkyu_main.html#a02