2015年3月21日土曜日

GID(性同一性障害)学会第17回研究大会

GID(性同一性障害)学会第17回研究大会



テーマ:トランスジェンダーの健康と権利
日時:2015年3月21日(土)・22日(日)
場所:大阪府立大学中百舌鳥キャンパス webサイト:

http://gid17osaka.kenkyuukai.jp/special/


My Sexuality, My Life
「トランスジェンダーの健康と権利」をテーマとするGID(性同一性障害)学会第17回研究大会(3月21日・22日)の広報動画が公開になりました。開催期間中、ご協力いただいた関西圏在住のトランス当事者9名全員のインタビュー(ロング・バージョン)を日本語字幕つきで上映します。

学会として初めて「トランスジェンダー」をテーマに冠した第17回研究大会は、関西GIDネットワークとの共催により、大阪府立大学なかもずキャンパスで開催されます。従来と異なり、教育や福祉・NGO関係者の方にも関心をもっていただけるプログラム内容になっています。会員登録をすると様々な特典がありますが、会員でない方でも参加していただけますので、広くご関心のある方々のご来場をお待ち申し上げております。

プログラム/実行委員会(東優子・康純・土肥いつき・織田裕行・山田妃沙子)

https://www.youtube.com/watch?v=MqkEdPrsOlI&feature=youtu.be



2015年3月15日日曜日

「クィア・リーディング連続公開研究会」第7回開催のお知らせ


「クィア・リーディング連続公開研究会」第7回開催のお知らせ


日時:2015年3月15日(日)14:30~17:30

場所:中央大学 駿河台記念館 570号室
(駿河台記念館へのアクセスはこちら:http://www.chuo-u.ac.jp/access/surugadai/

報告者:長島佐恵子

タイトル:1930年代の英国小説に描かれた女性同士の関係を読む
概要:本報告では主に1930年代に英国の小説において、女性同士の親密な関係がどのように表象され、それが社会文化的な文脈とどのように関わっていたのかを考えます。具体的なテクストとしてエリザベス・ボウエンの作品をいくつか取り上げ、当時のセクシュアリティ理解や文学におけるモダニズムの流れと関連づけた読解を示して議論につなげたいと思います。

コア・テクスト:チャールズ・ラム「ロミオとジュリエット」
(ラム『シェイクスピア物語(下)』岩波文庫所収)
参照テクスト:Elizabeth Bowen, "The Secession" (1926) (短編作品、The Collected Stories of Elizabeth Bowen所収)

☆ 出来るだけ事前に読んでから参加してください。コピーが必要な方は事前にお知らせください。

参照文献:長島佐恵子「『友人』と『親族』の狭間で—エリザベス・ボウエンの初期小説に見るクィアな小説空間」 (中央大学人文科学研究所編『愛の技法——クィア・リーディングとは何か』中央大学出版部所収)

主催: 中央大学人文科学研究所「性と文化」研究チーム

☆「性と文化」研究チームは、2007年に発足以来、ジェンダー/セクシュアリティ論やクィア理論について、文学研究・表象分析の領域で研究活動を続けています。2013年3月には、研究成果をまとめた論集『愛の技法―クィア・リーディングとは何か』(中央大学出版部)を出版しました。
 2013年秋より、関心を共有する研究者(大学院生含む)を対象に、具体的なテクストを取り上げて「読みの実践」を検討する連続研究会を開催しています。参加者には事前にコア・テクストをお知らせし、当日報告者が紹介する読解に対して自由に意見を出し合い議論できる、ワークショップ型の集まりです。

 皆さまどうぞ奮ってご参加ください。参加は予約制ではありませんが、会場準備の都合上、出来ましたら参加希望をメールでお知らせください。

参加希望のご連絡およびお問い合わせは<queer.reading☆gmail.com>まで。



2015年3月10日火曜日

第3回クィア・スタディーズ研究計画検討会開催のお知らせ


第3回クィア・スタディーズ研究計画検討会開催のお知らせ


日程:2015年3月10日(火) 一日だけの開催とする
 場所: 同志社大学烏丸キャンパス志高館
☆事前申込制

 詳細は下記およびこちらをごらんください。

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〔主旨〕

この会は、クィア・スタディーズにかかわる多分野の研究者間のディスカッションを通じて大学院生の研究の促進と向上を図り、もって本分野の将来を担う若手研究者の育成に寄与することを目指すものです。

 〔参加者〕

参加者は、報告者とファシリテーターからなります。
報告者の応募資格は、クィア・スタディーズに関心を持つ大学院生(博士号未取得者)とします。ただし、事前申込をした院生、研究者(オーバードクターを含む)に限り、報告者でなくても参加できます。
ディスカションは参加者全員で行いますが、全体討論に先立ち、指定コメンテーターがコメントをします。指定コメンテーターは原則ファシリテーターの中から立てますが、ファシリテーター以外に依頼することもあります。

[募集時期/応募先]

報告希望者は、2月21日(土)正午までにメールで申し込んでください。
報告者は最大5名とし、5名を超える場合はファシリテーターが報告者を選出します。

下記要領を、qsinsei(あっと)gmail.comまで添付して申し込みをしてください。報告せず参加のみの場合はその旨明記し、3.以下の項目は不要になります。

(1)氏名
(2)所属、年度
(3)研究題目
(4)研究概要(800字以内)
(5)現時点での参考文献表

[報告に際して]

この会は、報告者が書こうと思っている1つの論文を詳細に渡って検討する会ではなく、報告者のより広い研究計画の中にあらわれる、アプローチ・意義・構造・ビジョン等を検討するための会です。

報告者の方には10日前までに事前レジュメ(ディスカション・ペーパー)をメールで送っていただきます(ファシリテーターからコメンテーターに事前にレジュメを転送します)。当日、報告者は最新のレジュメを人数分用意してください。このレジュメには参考文献表の最新版も含みます。

一人当たりの時間配分は、報告に15-20分、ディスカションに40-45分(うち、指定コメンテーターのコメント時間は10分程度)を予定しています。

公刊前の内容を含むので、参加者は当日の報告内容を守秘してください。研究題目・研究概要は公開扱いになります。報告者が自らの意思によって非参加者に対し自分の報告内容を伝えることは自由です。

 〔資金〕

各参加者から1500円の参加費を徴収し、これをプール金として遠方からの報告者への多少の補助とします(遠方からの報告者がいない場合は参加費不徴収)。
交通費・レジュメ印刷代等は自己負担です。

 〔主催〕

クィア・スタディーズ論文中間発表ワークショップ・プロジェクト有志
 (科学研究費助成研究基盤B「日本におけるクィア・スタディーズの構築」研究グループ)
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