2014年10月27日月曜日

《同志》《酷児》の政治―中国におけるクィア/映画祭運動―

 《同志》《酷児》の政治―中国におけるクィア/映画祭運動―

1. 崔子恩氏講演(日本語通訳)+映画上映(英語字幕) 
日時:2014/10/29(水) 18:00-21:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム1

18:00-19:30 講演:崔子恩『《同志》の語をめぐって』
19:40-20:40 ドキュメンタリー映画上映 『誌同志 (Queer China, ‘Comrade’ China)』(崔子恩監督、2008)
20:40-21:00 質疑応答


中国の映画研究者/映画監督であり、北京酷児映画展の立ち上げと運営にも携わっていらした崔子恩氏をお招きし、中国における〈同志〉運動についてのドキュメンタリー映画上映と講演会とを開催いたします。また、それに先立ち、崔先生をコメンテーターとしてお招きして、中国の酷児(クィア)政治と映画上映運動とのかかわりを中心とした研究会も行います。どちらも事前申込不要、参加費無料です。どうぞ御参加下さい。

崔子恩氏:北京電影学院電影研究所研究員。作家、映画監督にして映画研究者。アクティビストとしても知られ、北京酷児映画展の創設期よりその立ち上げと運営とに携わっている。2002年には国際ゲイ・レズビアン人権委員会(IGLHRC)よりFelipa Award授与。監督作品として『旧約(The Old Testament)』(2001)、『誌同志 (Queer China, ‘Comrade’ China)』(2008)など。


2. 公開研究会《北京酷児映画展とクィア・ポリティクス》(日本語通訳)
日時:2014/10/27(月)18:00-21:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館コラボレーションルーム2

18:00-19:40 報告:于寧(東京大学大学院総合文化研究科 D1)『北京酷児映画展とその政治的可能性―中国独立映画運動とセクシュアル・マイノリティ運動との関わりを中心に』
コメント 崔子恩
19:50-20:30 質疑応答

http://crystalqueer.net/《同志》《酷児》の政治―中国におけるクィア/



2014年10月25日土曜日

雑誌特集の紹介

 『ことばと社会』16号
特集:セクシュアリティ、権力、撹乱

〈序論〉
 Ⅰ.   なぜ、そしてどのようにセクシュアリティをことばの問題にするのか/定松 文 4
 Ⅱ.   性的少数派と言語現象をめぐって/ましこ・ひでのり 19



  •     ことばとセクシュアリティ――日本語研究への招待/中村 桃子 32
  •     「変身したいです」――テロップを通して画面に書き込まれる欲望とアイデンティティ/クレア・マリィ 57
  •     言語実践に着目したセクシュアリティ研究へ向けて――ゲイ男性が用いるタチ/ネコ、タチ/ウケという用語系に着目して /森山 至貴 86
  •     クィアとしての難民とことば/工藤 晴子 110
  •     セクシュアリティ、権力、撹乱 書誌/定松 文+ましこ・ひでのり 140
http://www.sangensha.co.jp/allbooks/index/365.htm


2014年10月7日火曜日

立教大学公開講座のお知らせ


2014年度異文化コミュニケーション学部連続講演会


「ことば・コミュニケーション・LGBT」
 

第3回「メディアとセクシュアルマイノリティ」
講演者: クレア・マリィ
日時: 2014年10月7日(火)18:30~20:00
詳細:
http://www.rikkyo.ac.jp/events/2014/10/14901/


2014年度異文化コミュニケーション学部連続講演会「ことば・コミュニケーション・LGBT」
第3回「メディアとセクシュアルマイノリティ」 |
 

立教大学
立教大学公式サイト。立教大学は学生の個性と自主性を尊重しながら、建学の精神と教育理念を実践しています。St.Paul'sの名の下に、学問はもとより、豊かな人間性を有し、社会の中核を担う優れた人材を輩出し続けています。

http://www.rikkyo.ac.jp/


2014年10月1日水曜日

クィア理論入門公開連続講座のお知らせ

【クィア理論入門公開連続講座のお知らせ】


毎年秋の公開講座、今年で5年目になります。

今年の講座は、フェミニズム哲学との関係にも注目しつつ、〈クィア〉という政治的・理論的な概念そのものに含まれている差異の主張と連帯への志向とのアンビヴァレントな関係、そしてそこからもれおちるものについて、考えて行きます。

皆様の御参加をお待ち申し上げます。

タイトル:「差異をめぐるクィアのアンビヴァレンス―言説の裏側に応答すること」
講師:羽生有希(東京大学大学院総合文化研究科博士後期課程)
日時:2014年11月05日〜2015年1月7日 水曜日19:30〜21:00
場所:東京大学駒場キャンパス18号館4Fコラボレーションルーム1(第二回のみコラボレーションルーム3)
対象:10代後半以上

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11/05 イントロダクション:差異と越境、連帯と分離

11/19 クィア理論の歴史的条件:運動史と理論史?

12/03
規範の強制的反復と引用:ジェンダーのパフォーマティヴィティ

12/17
魅惑の本質主義?:認識と生存の枠組みを問うバトラー/イリガライ

1/07
「男たちの間」にあるもの:制度批判としてのクィア・リーディング

1/14
自由/寛容の名の下に:クィア理論と新自由主義との危険な関係

http://crystalqueer.net/category/qskomaba


クィア理論公開講座 (IQT@Komaba) – CrystalQueer
2014年クィア理論入門公開連続講座
クィアという言葉は聞いたことがある、ジェンダーやセクシュアリティをめぐる議論に興味がある、もう少し詳しく知りたいけれども入り口が見つからない。
そういう方に向けたクィア理論入門公開連続講座、この秋で五年目を迎えます。
今年の講座は、〈クィア〉という政治的・理論的な概念そのものに含まれている、差異の主張と連帯への志向とのアンビヴァレントな関係を、テーマとしています。
皆様の御参加をお待ち申し上げます。
(クィア理論入門公開連続講座の概要と過去の公開講座のテーマとについては、こちらを御覧下さい。)
差異をめぐるクィアのアンビヴァレンス―言説の裏側に応答すること…


http://crystalqueer.net/category/qskomaba